【決定版!】ほぼ準備物なし!講師歴8年目の私が「手軽にできる小学生におすすめの家庭での学習方法」をまとめました!
こんにちは!
ホームラーニングパプリカの岡村です。
今日は永遠のお母さんの課題「うちの子、家でなかなか勉強しない!!」について、具体的に私が授業で活用した勉強方法を特別に公開します!塾や学校で実際に使って、子供たちに人気があったものを3つまずは紹介します。
もしお悩みの場合はぜひ活用してみてくださいね!
目次
うちの子、家でなかなか勉強しない!!
家庭学習のポイントはズバリこれ!
お家でなかなか勉強しないというご家庭とそうでないご家庭の差とは何なのか?
私が今まで見てきた生徒さんの保護者様を見ていて感じたのは「空間のメリハリ」と「声掛け」です。
子供たちは面白いと感じたことに対しては素直にずっと飽きるまでやります。
が、興味がないものに関しては全く手を付けようとしません。特に勉強に関しては、面白いと感じる人の方が少ないため、勉強しようとしないのがほとんど。
そこで大事になるのはまず学習環境の整備という「空間のメリハリ」。
身の回りがきれいに片付いているのか?そして時間を決めるなどのタイムマネジメントがきっちりできているか?
この2点が整うだけでも家庭学習の習慣をつけることは比較的簡単になってきます。
そしてそれをしてもらうための「声掛け」がとても大事。
ただやみくもにやりなさい!だけではなかなか手を付けてくれません。そこからどうやったら勉強に視線を向けてくれるかというのを子供目線で考えた声掛けができるご家庭ではスムーズな家庭学習ができています。
おすすめ学習法1:タイムアタックゲーム
学習法の1つ目は「タイムアタックゲーム」です。
【用意するもの】キッチンタイマー
その名の通り、すべてのやることに制限時間を設けるだけ。
ちょっとだけ大人側がワクワクした雰囲気で話しかけると、非常に有効。
この方法のポイントは「達成するのがちょっと厳しいかも…」と
子供たちが感じる少し短めの時間に設定すること。
そうすることで、
①そもそも早く宿題や課題を終わらせることができる
②集中力がある状態で課題に取り組むことができる
③テストの練習になる
といったメリットがあります。
【ポイント】
短めの時間に設定しているので、できた時はめいっぱいほめてあげてください!
そしてもし仮にできなかった場合は「あとどれくらいあったらできそう?」と聞いて、追加で時間をあげて最後まで達成させてあげるように持っていき、集中して最後まで頑張ったことに対してまずはほめてあげてください。
時間が足りなかった場合は
①その子がこの分量はこのくらいの時間でできるという目安ができる
②次にその時間を基準にして、次のタイムアタックの時に少し短くして成長を感じさせる
というように前向きにとらえるように持っていくと楽しくできます。
たいていの場合はこの方法でやると、思った以上に宿題が早く終わります。
おすすめ学習法2:今日何習った?コミュニケーション
学習法の2つ目は「今日何習った?」コミュニケーションです。
【用意するもの】なし
これもその名の通り、「今日学校で何習ったの~?」と質問するだけ。
初めはなかなか上手に説明できない子がほとんどですが、だんだん慣れてくると説明力や記憶力アップにつながってきます。
【ポイント】
これは聞き手側の聞く姿勢や質問力を鍛える練習にもなるポイントです。
まず、何を習ったの?に対して教科だけ、もしくは単元名だけ返事してくることがほとんど。
そこで
★お母さんも習った気がする、忘れちゃったから教えて~
★どんな問題解いたの?
など、解法や理論を話せるような質問を意図的にしたり
★その●●って、どんな時に役に立つんやろね~、調べてみてくれる?
など、リサーチをするように持っていく質問をすることが大切です。
そうすることで説明力やリサーチ力をつけることができます。
おすすめ学習法3:宿題でクイズ
学習法の3つ目は「宿題でクイズ」です。
【用意するもの】なし
これもタイトルのままであるように、宿題を1問ずつクイズのように出題してみるだけ。
「じゃあ問題です!デデン!」というようにワイワイやると、子供たちが意外と楽しく宿題に取り組んでくれます。
淡々とこなすよりも、少しメリハリがついて楽しくなってくるようです。
【ポイント】
この方法はなかなか宿題や勉強へのとっかかりが遅いという時にスタートさせる切り口としてとても有効です。
何度もやりすぎると、しつこく感じてしまい逆にやらなくなってしまうことがあるので、ある程度集中してきたら静かにフェードアウトします。
また、あまりに悩んで手が止まってしまっているようであればヒントと称して解くときの解法を少しずつ出していくとケンカにならずに教えてあげることができます。
番外編:ママ・パパの資格試験勉強や読書タイムと一緒に
方法というよりも、保護者の方の学習姿勢を見せることで子供たちも「あ、勉強しなきゃ」と自然にまねて学ぶようになります。
もともと「学ぶ」という言葉の語源も「まね(真似)」という言葉から来ています。
保護者の皆様も、こんなこと感じた経験ありませんか?
★なんで大人は起きてるのに、私たちは夜更かししちゃダメなの?
★なんで大人はビール飲んでるのに、私たちは飲んじゃダメなの?
★大人ばっかり遊んでてずるい!!
正直私も子供の時に1度や2度だけではないくらい思ったことがあります。
私たち大人が子供に対してやるのは「理由が体験としてわかっているから」であり、子供たちにはそれはなかなか理屈だけではわからないのも事実だと思っています。
なので、子供たちの学習に関しても、保護者の方が一緒に勉強している姿勢や仕事をしている姿勢を見せることで変わってくる可能性もあるのです。
私たちにとってもスキルアップかつ家族時間も確保できるので一石三鳥ですよね!
そんな時間取れない・難しそう…という時は?
★第三者の学習のプロの力を借りよう!
とはいっても、なかなか毎日家事や仕事と両立して時間を取るのは難しい…。
そして子供たちの性格的に難しい場合や合う・合わないがあると思います。
そんな時はプロの先生の力を借りて「分業」することもとても大切な考え方です。
★宿題・勉強は「分業」で家事に入れないのも選択肢
フィンランドでは、「教員=子供を育てるプロ」として位置づけられ学業に専念されています。
また、中国では「教員=授業のプロとして尊重されている。宿題はAIやオンライン教員がやっている」と言われています。
つまり、そもそも学習という分野はプロに分業してもらってやるのが世界の標準なのかもしれません。
パプリカはもう少し幅広く、学習という分野に加えて挨拶や感謝を伝えるなどの人として大切なことも伝えていける学習支援サービスであるために日々頑張っています。
なので、「日々の学習に特化したオンライン学童」のような位置として皆さんの生活の一部の選択肢に入れてもらえたら嬉しいです。
校訓
【机におとなしく座って…だけが勉強じゃない!】
いかがでしたか?
実は学校の勉強みたいに、机に座っておとなしく…というのだけが学習ではないのです。
日常生活の中に学びはたくさん転がっています。
その日常生活の中で負担なく気づかないうちに学んでいる空間を作れるように大人が工夫することで、子供たちは自然と勉強するようになるのです。
課題を終わらせるのはもちろんですが、このように楽しさや想い出に残るような宿題もいいものですよ!