【小学生】オンライン授業でちゃんと学べる?オンライン家庭教師が実績から語る!
こんにちは!
ホームラーニングパプリカの岡村です。
今回はタイトルにあるように「オンラインで小学生が学ぶこと」について、2年半の実績をもとにメリットとデメリットを検証!
どんなものにも二面性があるので、今後の選択肢を考えるにあたっての参考にしていただけると嬉しいです。
目次
1:オンライン授業への保護者の評価
オンライン授業を本格的に取り入れるようになって早2年以上経過します。
その中で出てきたオンライン授業に対しての保護者様からのデータをベネッセコーポレーションがまとめている記事があります。
それをさらにダイジェストで小学生に特化させてまとめてみました!
▼元のサイトはこちら
【オンライン授業】-新型コロナウイルス影響調査から-保護者の満足度と問題点を考える
★小学生の約28%しかオンライン授業を学外で体験したことがない
出典:【オンライン授業】-新型コロナウイルス影響調査から-保護者の満足度と問題点を考える
小学生だけで見ると、オンライン授業を学校以外で利用している人の割合は小学1~6年生全体で合わせて計算しても約27.7%と30%に満たないデータが出ています。
まだまだ浸透していないのが現状と言えるでしょう。
★利用者の約77%がオンライン授業に「満足」と回答
出典:【オンライン授業】-新型コロナウイルス影響調査から-保護者の満足度と問題点を考える
そしてオンライン授業に対しての満足度調査をすると、なんと約76.5%の人が満足度を感じているというデータが出ています。特に小学生では1年生が約84%以上もの満足度を得られています。
では逆にどんなことに対して不満を抱いているのか?というデータを分析してみました。
★不満のほとんどは「単調で集中力が続かない」、次いで「理解できているかわからない」
出典:【オンライン授業】-新型コロナウイルス影響調査から-保護者の満足度と問題点を考える
今回の調査対象である「オンライン授業」は、パプリカのような「リアルタイム授業」ではないyoutubeやビデオ配信といった「映像授業」を取り上げているデータであるため、集中力や理解度が測りにくいことが不安要素として挙げられているようです。
余談ですが、岡村が実際に塾で働いている際にも映像授業はありました。
しかし進捗確認や理解度確認をするチューターがいないと、なかなか一人でこなすのは難しいように感じました。
自分でできる子もいますが、そのような能力を持っている子は自学もできるケースが多いので、できない子にこそパプリカのようなオンラインのリアルタイム授業はおすすめしています。
2:データを受けてのオンライン授業の種類と活用方法
★そもそもオンライン授業にも種類がある!
さきほどまでのデータを見て気づくのが、オンラインでの授業とひとことで言っても、実はいろんな授業の進め方やオンラインの活用方法があります。
まずはどんな授業の進め方があるのか、どんなオンラインの活用方法があるのかをまとめ、検討してみましょう。
そして、お子様の性格や、保護者の皆様の学習方針と照らし合わせ、どういった方法にするのか考えてみることをおすすめします。
★オンライン授業① 映像授業タイプ=動画の視聴だけ
映像授業タイプは、一番皆さんがイメージしやすい「オンライン授業」です。
コロナで臨時休校になった初期は映像授業を使ったオンライン授業が割合としては高かったです。
自分の持っているスマホやタブレットを通して、YouTubeの動画のような映像コンテンツをみながら受講し、自分で勉強するスタイルです。
王道のオンライン授業である反面、メリットとデメリットはもちろん、向いている・向いていないもとても顕著に表れます。
リアルタイムでの質問はできませんが、今ではメールやチャットで別途質問ができるサービスも普及してきています。
●メリット
自分の好きな時間に受けられる、再生速度の調整や何度も繰り返し同じ授業を受けられる
つまり自分の予定やレベル、理解度に合わせて必要なところを絞って受けられるので効率のいい学習ができることになります。
●デメリット
その場ですぐに質問できない、自分の持っている教材に合わせて解説を受けられない
つまり塾や学校の教材でのわからないことを質問したり、それに合わせて解説してもらうことはできません。
また、自分で動画を見ないと学習が進まないことから、ある程度の自立した自学スタイルができる人でないとなかなか難しいといえます。
●向いている人
自分でもくもくと進めたい人、補助としてオンライン授業を取り入れようと思っている人
●向いていない人
自分ひとりで勉強するのが苦手な人、これだけをメインで自宅学習を進めようと思っている人
★オンライン授業② リアルタイム授業タイプ=授業をその場で聞く
授業をテレビ通話のようにライブ配信しているので、その場で受けられるリアルタイム授業タイプです。
受けている側はyoutubeの動画を見ているのと同じように見えるのですが、先生がリアルタイムで授業をしていることもあり早送りや巻き戻しなどはできません。
しかし質問にその場で対応してもらえたりと、リアルタイムでコミュニケーションとることができるので、動画だけとは違うオンラインの良さがあります。
また、今では集団授業も個別授業も両方存在しているので、それぞれの塾の特性を調べて合うものを選んでみてください。
●メリット
リアルタイムで配信しているので、学校の授業を受けているのと同じ感覚で学習できます。
また、チャットを併用している場合が多いので、わからないことをその場で聞けるメリットもあります。
●デメリット
質問が苦手な場合やチャットをうまく使えない場合は、なかなかリアルタイム授業の良さを生かしきれない場合があります。
また、普段の授業と同じで巻き戻しや早送りもできないので効率よく学びたい人には少し物足りなさを感じてしまう可能性も。
●向いている人
自分ひとりで勉強するのが苦手な人、わからないことをその場で質問できる人
●向いていない人
★オンライン授業③ タブレット学習=教材がすべてタブレットにある
大手の通信教材会社さんに多いのがタブレットを活用したオンライン授業。
独自のタブレットがあり、その中に教材が入っていてこなしていく学習方法です。
映像授業とタイプは似ていますが、教材を解くことがメインになるので理解度や進捗の確認をITでできるのがとても魅力的。
ゲームやポイントといった楽しい要素も含まれているものもあるので、小学生の学習にはもってこいかもしれませんね!
ただし、ゲームやポイントが目的になってしまうことやそれに飽きてしまうと学習も進まなくなってしまう可能性があるというデメリットも。
●メリット
会社のタブレットを借りることが多いため、自分で機材を準備する必要がない場合がほとんど。
また、楽しく学習できる仕組みや通知機能などのデジタルを活かした機能がたくさんあるので、自分で初めて自宅学習を始める人でも始めやすいのが特長です。
●デメリット
タブレットの諸経費や別途教材費がかかる場合があるので注意書きをよく読んでください。
また、ゲームや付録、ポイントといった勉強する目的が「おまけ」に向いてしまい、それに左右されてしまう可能性もあります。
●向いている人
ゲームや楽しいことが好きな人、もくもくと進めるのが好きな人、通信環境を手軽に整えたい人
●向いていない人
自身で用意した教材の質問をしたい
★オンライン授業④ 自習室タイプ=質問対応をオンライン上でやる
リアルタイム授業の中でも、授業をしない「質問対応メイン」のオンライン授業もあります。
いわゆる自習室のように、勉強をしている人もいれば質問している人もいるのが特長です。
多くの場合、質問は別ルームをオンライン上で用意し、質問は個別空間でしてもらえるものがほとんど。
●メリット
リアルタイムでわからないことだけ質問できるので効率よく学習できます。
また、自分ひとりでやるよりも、先生が見てくれていたり、周りのみんなが頑張っているのを見ることができるので集中力とほどよい緊張感を得ることができます。
●デメリット
授業をするわけではないので、自分のやることを持っていないと時間を持て余してしまう可能性があります。
また、一人当たりの時間が限られてくるので自分の時間が短くなってしまったり、質問の難易度によってムラが出てしまう可能性があります。
●向いている人
集中力をアップさせたい人、効率よく勉強したい人、勉強の方法を知りたい人
●向いていない人
授業を受けたい人
3:ホームラーニングパプリカの紹介
★パプリカは「自習室タイプ」と「リアルタイム授業」のかけ合わせ
パプリカは集団自学と個別学習に分かれています。
●集団自学=自習室タイプ
集団自学のテーマは「日々の学習習慣化」です。
そのため毎日もしくは週3日で、数多く通い勉強机に向かう時間を少しでも増やすことを目的にしています。
学習の中では学校の宿題をこなしたりその質問をしたり、自分の課題を一緒に見つけて学習する時間として過ごしています。
●個別学習=リアルタイム授業
個別学習のテーマは「学ぶ力の育成」です。
予習・復習、ひたすら質問対応、テスト対策、教材を使って苦手な分野を徹底的に学ぶなど様々なことに対応し子供たちのペースやレベル、やりたい事に合わせて学習していきます。
●受講の基本は「集団自学+月2回の個別学習」
日々の学習は集団自学で習慣にし、たくさん質問がある・もしくは予習をしたいというときは個別学習を隔週で入れることで学習習慣化と学ぶ力を養成することができるようなオンライン家庭教師・学習支援サービスとなっています。
校訓
【オンライン授業は「学びの幅を広げる場」として活用】
いかがでしたか?
小学生でもオンライン授業で学ぶことはできますし、幅広い子供たちが愛用してくれています。
そして私はオンライン授業というのは小学生の子供たちにとって、「学びの幅を広げる空間」として利用してもらうのが一番いい使い方なのではと考えています。
特にパプリカであれば、ITスキルや学ぶ力・習慣にする力・自立する力を勉強や学校の宿題を通して磨くことができるので、そのような捉え方をすると一石二鳥の学習スタイルだと思いませんか?
対面での学びの場はかけがえのない大切なものであると考えていると同時に、そこで補いきれないものをオンライン家庭教師・オンライン授業で学ぶことでより質の高い、学びの幅がある教育ができるのではないかと私は考えています。
ぜひ学習の習い事を考える際の参考にしてみてくださいね!